2022 年 12 月、中国を拠点とするセンサー企業 Shanghai Sunshine Technologies Co. は、JonDeTech との間で、IR センサーをサーマル ペインターと一緒に使用するアプリケーションのプロトタイプを共同開発することについて、いわゆる了解覚書に署名しました。スマートフォンのアプリケーション/アルゴリズムおよびその他のセンサーにより、低コストの 1 ピクセル サーモパイル センサーのみを使用して、電話で高解像度の画像を「ペイント」し、熱画像を取得することが可能になります。
意図したプロトタイプは、携帯電話に統合された IR センサーと共に、JonDeTech の特許取得済みセンサー ソリューションを使用して熱画像を表示することができます。これが成功すれば、シンプルで安価な IR センサーが携帯電話で高解像度の熱画像を表示できるという、新しい用途とアプリケーションが可能になります。プロトタイプは、主にこのアプリケーションの製品化の可能性を明らかにするための市場調査に使用されます。
この協力には、STP10DB51G2 という統合赤外線サーモパイル センサーが含まれます。新しいタイプの CMOS 互換サーモパイル センサー チップを含む STP10DB51G2 は、小型サイズ、高信頼性、優れた感度を特長としています。周囲温度補正用に高精度デジタル温度センサーも統合されています。
JonDeTech は、センサー技術のサプライヤーです。同社は、独自のナノテクノロジーとシリコン MEMS に基づく IR センサー エレメントのポートフォリオを販売しています。2020 年 12 月、JonDeTech は、赤外線放射を読み取り、より単純な IR センサーを使用してスマートフォンで熱画像を描画できるアプリケーションの特許を取得したと発表しました。
投稿時間: Jan-05-2023